◆水嶋クリニック 水嶋丈雄先生より

大学卒業後、8年間お世話になった恩師である水嶋先生からコメントを頂きました。

鍼灸治療とは

 鍼灸というと痛い、古いというイメージがつきものですが、実は鍼灸は痛くないのです。

痛くない鍼灸とは皮膚から4mmまでの鍼灸治療で自律神経の副交感神経を刺激する働きがあります。肩こりや腰痛には鍼灸治療はよく効きますが、痛いところだけの鍼灸はリバウンドを起こしてしまいます。リバウンドを起こさない鍼灸とは副交感神経を刺激した後、痛いところ特にトリガーポイントという痛みが固まってしまう場所に鍼灸をするのがコツなのです。それにはしっかりとした鍼灸診断が必要です。トリガーポイントにも筋肉性のものと神経性のものがあります。これは実は患者様の脈でわかるのです。これがリバウンドを起こさない鍼灸治療です。もちろん副交感神経を刺激するということは、自律神経の病気にも効果があります。更年期障害や自律神経失調症、習慣性頭痛、神経障害性疼痛(いわゆる神経痛ですね)慢性疼痛、耳鳴症、婦人科疾患、眼病変またパーキンソン病などの難病にも効果があります。副交感神経を刺激するということは免疫をあげるということです。癌の治療中の方も、免疫が気になる方も鍼灸治療で良い結果が出ます。

 これらの様々な治療について保科先生はよく勉強されて得意とされています。学会発表も多々あります。その研究成果は全国的に評価されています。この鍼灸院の治療は通常とは違うな、という方が多いのはそういう理由があるのです。普段の健康管理から、難病までなんでも御相談ください。その技術力と診断力は群を抜いています。

                水嶋クリニック  水嶋丈雄

◆水嶋丈雄先生プロフィール

1955年

京都生まれ。

1978年 この頃より西洋医学を学ぶかたわら、鍼灸治療の世界的権威である兵頭正義教授に師事し、東洋医学を学ぶ。
1981年 大阪医科大学卒業。
1981年 長野県厚生連佐久総合病院に勤務。外科、整形外科、内科などで診療にあたる。
1988年 中国北京中医学院、中日友好病院に留学。
1989年 佐久東洋医学総合研究所医長として漢方薬、鍼灸治療に従事する。
現在  水嶋クリニック院長、西洋医学をベースに東洋医学を取り入れた治療を行っている。 

医療法人 水嶋クリニック | NPO法人 東洋医学研究所

ホームページはこちら⇒http://www.mizushima-clinic.com/

水嶋先生からは東洋医学・西洋医学の両面から知識や技術を指導していただきました。また、多くの学会や講習会、勉強会等に参加させていただき、学会発表や健康教室の講師など様々な経験を積ませていただきました。

水嶋クリニックで指導していただいた事を基に、これから更に知識や技術を吸収していき、地域の皆様のお役にたてるような鍼灸院にしていきます。

保科鍼灸院 保科貴洋