◆鍼灸との出会い


続けたい野球を続けられない身体。
そこで巡り合った鍼灸治療。
鍼灸治療があったから、最後まで野球をやり続けることができた。
その経験・想いを胸に、鍼灸師を目指した。


小学3年で野球を始め、6年から腰痛に悩まされるようになった。

中学でも野球部に所属したが、腰痛は辛くなるばかりだった。
そんな中、知人に地元鍼灸院を紹介され、1度目の治療で腰痛が楽になり、
月2回程のペースで通院。3年間野球に打ち込むことができた。
その頃から、鍼灸師という仕事を意識するようになった。

高校でも野球部に所属したが、2年の秋までは試合に出る機会がほとんどなく、
腰痛も出なかったため鍼灸師という存在は小さくなっていた。
しかし試合に出る機会が増えると、以前よりもひどい腰痛に悩まされるようになり、
また鍼灸院に通いはじめた。

将来を真剣に考える年齢になったこともあり、父親から鍼灸師としての道を考えているなら
視野を広げたほうがよいとアドバイスを受け、新たにスポーツ選手も通う地元鍼灸院、
著名人や遠方の方も通う東京・六本木の鍼灸院にも足を運んだ。

三つの鍼灸院へ通ったことで鍼灸師への興味がより深くなり、自分が治療を受けて
経験したように、仕事で人の痛みを軽減し、喜んでもらえたら嬉しいと思い、
鍼灸専門の大学に進んだ。
入学当初はスポーツ選手に対する治療をしたいと考えていたが、4年間勉強する中、
痛みだけでなく様々な疾患に対し効果があることを学び、スポーツ選手に限らず
色々な症状で悩む人達の治療ができるようになりたいと考えはじめた。

就職活動に入り、長野県佐久市にある水嶋クリニック様に見学へ行くと、
そこでは様々な症状の患者様を治療していた。
ここでなら多くの経験、知識を積むことができると確信。ご縁をいただいて就職することができた。
8年間お世話になり、水嶋院長には東洋医学と西洋医学の両面からの指導をいただき、
鍼灸に対する知識がより広く、深くなった。

これからは今までの経験と知識を基に、常に新たな情報も吸収していき、
皆様の痛みや不調・不安を軽減できるよう心を込めて治療していきたい。